誠に簡略ではありますが、皆さんの最近の離人症の具合をチェックできるテストを作りました。
一年おきにチェックをしていく事で、年々、自分の離人感が増大しているのか、回復に向かっているのかを診断する目安等にしてお使いください。
200 点満点 ( 合格点 100 点 )
残り時間
問 1 | 背後から自分を傍観して眺めている感覚がある |
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問 2 | 自分の存在感が何も感じられない |
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問 3 | 自分の体が、死体かロボットのように、生身の人間として感じられない |
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問 4 | 見えない膜が張られていて、何もかもが異次元のように感じる |
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問 5 | 一般的な、喜怒哀楽と呼ばれる感情が湧かない |
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問 6 | 「寒い」という事は分かっても、本当に「寒い」とは感じていない |
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問 7 | 機械的な労働作業、認識、理性、論理力は正常に働くので、周囲からは特に異常に思われない |
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問 8 | 体が宙に浮いているような感覚がある |
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問 9 | すべてが疎遠な存在で、親しみがわかない |
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問 10 | バグったパソコンのように、脳が突然フリーズして凍結してしまう事がある |
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問 11 | 周りからは、この体験の事を、真剣に取り上げてもらえにくい |
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問 12 | 生きている実感がわかない |
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問 13 | 全てがぼやけて灰色に見え、ピントがあわない、しっくりこない |
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問 14 | 生活全般が受身になり、なりゆきにまかせてしか動けなくなる |
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問 15 | かといって凄まじく苦しい訳でもなく、苦しさすらも思い出に残らない |
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問 16 | 食欲、性欲すらも、機械的な作業としか感じられない |
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問 17 | この感覚は、ニヒリズム(虚無感)ですら、無い |
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問 18 | 人とのトラブルはむしろ何も起きず、誰ともケンカできない |
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問 19 | ホラー映画を見ても、特に何も印象に残らない |
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問 20 | 時間の概念が、非現実的に感じられる |
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この「離人度チェック」は、私が自分で勝手に作ったものなので、何点を合格点にするのかについては、あまり、気にしすぎないでください。
離人症に関する専門書がきちんとあると良いのですが、短く書いてあるものを寄せ集めて、だいたいこのような情報量になりました。
ある本によると、
・自分の体が大きく感じる、小さく感じる
という項目もありましたが、これだけは、私が唯一体験した事のない感覚の離人感の症状です。
こういった感覚も離人感と呼べるらしいのですが、自分が体験していない感覚についてはあえて触れていません。
ただ、もともと、離人症というものは、うつ病や統合失調症の前触れとして連鎖して起こるもので、純粋に離人症だけの人は少ないらしいです。これは、以前、私が診察を受けた時にもはっきりと言われました。私の場合は、統合失調症に近い形での離人感だとのことでした。なので、うつ病などから連鎖して離人症になった人とは、また、だいぶ症状が異なるのかもしれません。